みなさん、こんにちは!
お盆休みも真っ只中ですが、いかがお過ごしでしょうか。
実家へ帰省する方もみえれば、お客様をもてなすご家庭もあるかと思います。
私も墓参りをして、ご先祖さま達に、日々の感謝とこれからの無事をお願いしたいと思います。
さて、前回は長々と講釈を垂れてしまいましたので、
今回はさっそく実践編、とまいりましょう!
耐震改修工事の方法としましては、いろいろな機関から施工方法など紹介されていますが、
弊社では、県の耐震マニュアルに基づいて、アドバイスや施工を行っています。
なかでも、リフォームで比較的施工しやすいのが、耐力壁の増設ではないでしょうか。
たとえば外壁の老朽化に伴い、外装材の貼り替えをするときに、下地材として構造用合板を使用します。
そうすることで骨組みで支えていた地震力や風圧力を、面全体で支えることにより、
揺れを軽減したり倒壊を免れたりします。また、気密性が向上するため、すきま風や防音効果も上がるので、大変オススメです。
ただ何事にもやり過ぎは禁物で、構造上、適度なバランスを考慮しなくては、強度に偏りが出ますので、
きちんとした耐震補強計画をすることが大切です。
それにはまず、地盤や基礎がしっかりしていないと、せっかく建物が丈夫でも、足元をすくわれてしまいます。
昔の基礎は布基礎と呼ばれる、逆T型のものが一般的でした。
この形式はしっかりと足でふんばるイメージのものですが、軟弱地盤ではネジレやヒズミがおきます。
ですから最近の基礎は、べた基礎とよばれる立ち上がり(基礎の壁)と床版(基礎の床)が、
鉄筋で編みこまれて一体式になったものが主流となっています。
これは、床面全体で地面にふんばるため、軟弱地盤でも強度を出しやすいものとなっております。
たとえば、床の貼り替えやタタミの取り替えなどで、床板をめくることがあれば、
このように、床下で鉄筋を縦横に這わせ、
既設の基礎の立ち上がりに、接続金物でしっかり緊結します。
また床下に湿気が多かったり、換気が悪い場合は、地盤からの湿気を抑えるために、
防湿ビニールを敷くことで、湿気によるシロアリの繁殖や木材の腐食を抑えます。
大がかりにみえますが、もののついでに補強することで、余計な経費が掛からず、
長年住んできた、愛着のある我が家に、この先何十年も住み続けることができます。
家族や親戚縁者が集まる、このお盆に、みなさんでご自宅の未来を相談されてはいかがでしょうか。
ほんの些細な疑問などありましたら、なんなりとお問い合わせ下さい。
自社設計・責任施工の弊社アドバイザーが、自信をもってアドバイスさせていただきます。
以上、設計の浅野でした!
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